今使っている激安3Dプリンターのホットベッドは、特殊コーテイングが施されているガラス製でヒートプレートの上に載っている。加熱されたプレートの上に樹脂を載せると剥がれることなく安定して印刷が行えると言う物らしい。冷めると伸びたガラスが収縮するのか、容易く印刷物を取り外す事ができる、筈だった。
しかし、その時はなぜか剥がす事が出来なかった。付属のヘラで剥がさなければいけない程強力に接着されていた。力任せに印刷物とプレートの間にヘラを捻じ込んだら剥がれたが、特殊コーテイングもろともガラスも剥がれた。_| ̄|○
加熱冷却が繰り返されていたのでストレスが溜まっていたのだろうか、ヒビではなくガラス表面が剥がれたと言う感じ。(-。-;
深さ0.3mm、幅7、8mm、長さ30mm位だろうか。加熱プレートなので樹脂系接着剤で穴埋めするわけにもいかず…
小さなものはその部分を避けて使っていたが、大きい物は避けようが無い位置が剥がれている
135x200mmが限界か… _| ̄|○
凹みがあるものの使えなくも無い。ただしへこんでいるので印刷物はその部分だけ膨らんで出っぱることになる。 後からヤスリ等で平らにすれば良い話のことだが結構面倒臭い
なので交換
コロナ前は交換パーツがAmazonで売られていたが、現在はずっと在庫切れ。まだ本体も販売中なのだが、交換パーツを出荷する気配を感じない。 違うメーカーのを使うか、薄いシートを使う手も有るけど…
たまたまヤフオクを見ていたら同じメーカーのパーツが売りに出されていた。3500円送料別
確かメーカーもそれくらいで売られていたので安くも高くも無い。1週間程考えた挙句入札、誰も手を付けなかったのでそのまま落札。
ホットプレート、まん中は温度センサーか? 通電LEDもちゃんと付いている
ホットプレート、ホットベッドごと交換しても良いが、どうやら底ねじ外して基板に結線しなければならないらしい _| ̄|○
ガラスだけ交換すれば良い話なのだが・・・
ところがこちらも、これが厄介
ホットプレートの上にガラスが載っている構造なのだが・・・
入手した情報によると、販売時期によって仕様が様々らしい。
両面テープで貼り合わせたものや、載せただけで四方をクリップで止めたものがあるらしい。
私が買ったやつは両面テープでガッチリ貼り合わされた上に四方をクリップで固定したやつだった。
現在はクリップは必要無いので外して使っている。クリップを保管しておいてよかった・・・
情報によると両面テープを剥がすのは厄介らしい・・・ 想像通り
加熱プレートはアルミ製で無理に剥がそうとすると曲げてしまう事多いらしい 想像通り
プレートごと交換かガラスを取外すか?しばらく考える (-。-;
どちらもやりたくない (^◇^;)
結果底ねじ外すより両面テープ外す選択、こちらの方が簡単そうだ(普通は逆か。まぁええ)
ホットプレートを加熱してやりゃ樹脂系の物は全て柔らかくなって楽勝だろう
ねじの緩み止めのロクタイトの最高強度のやつだって、常温ではどんなに力を加えてもとれる事はないが200度位まで温めてやれば無いも等しくなるからねぇ
両面テープも同じだろう
電源入れてプレートをmaxの110℃まで温めてみる。これでもダメならホットガンを使ってみることも考える。
流石に最高温度まで上げると火傷しそうなので軍手はめてヘラをガラスとアルミ板にねじ込む。
柔らかくなっているのでヘラが入っていく。ゆっくりと四方から。アルミプレートを曲げることなく剥がす事が出来た。(^-^)v
情報では剥離材使うと言う人多かったが、十分温めてやればなんとかなる。想像通り
ガラスも割れる事なく外せたが、両面のりがへばりついている _| ̄|○
アルコール、アオニス除去材、脱脂材使ってみたが、脱脂材が一番よかった。ふにゃふにゃになり綺麗に拭き取れた。シンナー系は溶けるが乾くと再びくっ付くので煩わしい。脱脂材の勝ち
あとは新しいガラスを乗せてクリップで止めるだけ。
両面テープで固定するよりクリップだけの方が良いのではないだろうか。
アルミとガラスでは膨張係数が随分違うので、ガッチリ固定するとガラスプレートが
湾曲するのも無理ないだろう。どうしても隙間ができるので放熱グリスでも塗ってやるのが良いのではないかと思うのだが・・・ 誰かやってる人いるのかな。???